私立中学の退学者が増えているのは当然です。

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以下、ニュース記事を掲載していますが、
これに関して、現場で働く私は強く思うことがあります。

このことに関しては、こちらの記事で思いを書きましたが、
はたして私立は行く価値があるのでしょうか?

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以下の記事を読んでください。

私立中退学:どう対応 受験で燃え尽き、校風なじめず…
 ◇公立中と連携必要 志望校選び、動機明確に
 私立中に進学する生徒が増える一方、入学した学校になじめずに退学してしまう子どもたちが少なからずいる。最新の統計は公表されていないが、中退者は増加傾向にあるといい、関係者は対応を求められている。受験して入学した学校から、なぜドロップアウトしてしまうのか。退学した子どもたちは、どこへ行くのか。【山本紀子】

 「とにかく私立へ」と親から受験を勧められた子どもが、塾通いして志望校に入学したものの、解放感で勉強が手につかず成績が悪化し、結局肩たたきにあい退学−−。私立中受験の実情に詳しい森上教育研究所の森上展安所長は、受験疲れによるバーンアウト(燃え尽き)現象の典型的なパターンをこう説明する。また、東大合格者を出すような進学校では、赤点続きだと退学を促されることが珍しくない。非行や暴力事件を起こして、退学処分になる生徒もいる。受験は「合格したら終わり」ではない。

 公立中の校長でつくる東京都中学校長会が05年に発表した調査では、私立中から公立への転入者数は02年度が259人(入学者の0・35%)、03年度331人(0・45%)、04年度は年度途中で359人(0・48%)と2年連続で増えていた。同校長会は当時、「安易な退学処分の自粛」を東京私立中学高等学校協会に申し入れたが、私立側は「必要とされる場合に限って転学している」と反論。両者の関係はぎくしゃくし、以来、統計を公表しない紳士協定が出来上がった。現在、最新の統計は非公表だが、「退学して公立に転入する生徒は、傾向として増えている」(都中学校長会)という。

私立中を退学した生徒にとって、地元の公立中は戻りづらい。退学者の中には、他学区の公立中や別の私立中に転校したり、高校受験まで中学に通わず、自宅にこもってしまうケースもあるという。

 また、不登校や非行がからんでいると公立中の教師もてこずる場合が多い。「退学の原因が勉強についていけなかったからなのか、いじめだったのか、私立側から引き継ぎがないこともある」(ある公立中の教師)と、不満も抱えている。しかし、都教職員研修センターの藤沢千代勝教授は「どんな子であっても温かい目で受け止めるべきだ。励ます大人がいれば、子どもはやる気を取り戻し立ち直る。保護者も、公立に戻ったことを挫折と思わず見守ることが大切」と語る。

 退学につながらないよう、志望校選びも重要だ。教育評論家の小宮山博仁さんは「確たる目的意識がないままの受験は挫折しやすい」と指摘する。私立中の校風は個性が強いため、「親子で文化祭や公開授業を見て研究し、その私立に進みたい積極的な理由を見つけることが大切だ」という。

 第1志望に入れず、仕方なく入った第2志望、第3志望の学校でやる気を失う子もいる。森上教育研究所の森上所長は「併願校選びも大切。第2志望校からきっちり選ぶ覚悟が必要」と呼びかける。中学入学後は「得意なクラブ活動に参加するなど居場所を見つけ、適応する努力が必要。親も担任とこまめに連絡を取るなど、フォローすべきだ」(森上所長)とアドバイスする。

 ◇まめにテスト、友達づくり…新入生支援試みさまざま
 私立中も新入生を学校になじませようと、さまざまな試みをしている。

 巣鴨中学(東京都豊島区)は、入学前の2月、新入生を集め英数国の宿題を出す。「受験勉強で得たのは知識ではなく、勉強癖。机に向かう習慣を続けてほしい」と堀内不二夫校長は語る。子どもたちはできる子に囲まれ、今までは「お山の大将」にすぎなかったことを悟る。進級基準に達しなければ落第する。1学年では到達度を確かめる小テストをひんぱんに行う。

 足立学園中学校(足立区)もまめに学力確認テストを行い、合格点に達しない生徒が再テストで午後8時まで居残ることもある。友達とのきずなづくりにも力を入れ、入学後の最初のひと月は弁当持参で班ごとに昼食を取り、約30キロを全校生徒で歩きぬく大会を開いている。

 「成績悪化や素行不良で退学させることはない」というのは、渋谷教育学園渋谷中学(渋谷区)だ。休み時間にはトランプやベーゴマもでき、生徒は高校卒業時に長い論文を書く。単位にならず評価対象でもないが、書かなかった生徒はいない。田村哲夫校長は語る。「自由だからこそ、やる気が出るのです」

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 ◇私立中退学の実例
 (1)東大進学者の多い有名進学校でいじめにあい、不登校に。子どもが転校を希望し公立へ。

 (2)小学校でいじめられ、人間関係を一新しようと私立中へ。系列大に進学できる中高一貫校に入学したが、勉強についていけず退学。

 (3)成績が落ちて付属の私立高への進学が難しくなり、公立高受験を決意。「いい内申書がほしい」と公立中へ転校。

 (4)クラスメートを殴って骨折させたが、被害者には電話で謝っただけ。保護者を学校に呼んでも反省の色がなく、退学処分に。

 *私立中、公立中、進学塾関係者の話から作成

毎日新聞 2010年5月16日 東京朝刊
http://mainichi.jp/life/edu/news/20100516ddm013100029000c.html?inb=yt

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